うぇぶマ!

29歳でweb業界に飛び込んだ人の生き様をとくと見よ!

これからWeb業界を目指す人へ。ミヤギはこんな経緯で飛び込みました。

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管理人ミヤギ ハクトの経歴

ブログ開設日記でも少し記載いたしましたが、僕の自己紹介と合わせまして経歴やWeb業界に入った経緯をその当時の反省も含めて紹介しながらお話します。 少しでもWeb未経験の人でも興味を持ってもらえるように!

大学時代2001年4月~2005年3月

初めてインターネットに触れる。当時はまだアナログ回線が主流で、固定料金で使い放題はISDNだけでした。パソコンでオリジナル曲を作っていたので、自分のwebサイトをホームページビルダーを使って作成。なんてもひどいものでした・・・

3年生くらいになるまでほとんどwebサイトは放置。講義でHTMLの授業があったので、自分のサイトを作ったことがある経験だけで自慢げに周囲に話す。実際何も分かっていませんでしたが。

バイクに乗っていたこともあり、就職活動はバイクの会社へ。面接→即採用。就職活動したくなかったので、1社で即決。ここから僕の人生は狂っていきます・・・

反省点:もっと自分の人生について考えるべきでした。この時からクリエイター職に憧れはあったので、最初から全力で向かっていくべきでした。

  • HTML:-
  • CSS:-
  • Javascript:-
  • PHP:-
  • Design:-
  • SEO:-
  • Marketing:-
  • Derection:-
  • 人間力:-

バイク販売会社に就職2005年3月~2007年12月

もともとコミュニケーション能力があまり高くなく、人と会話することも下手くそな僕が営業なんて続けられるわけも無く、新人いぶりみたいなものにもあい、欝ぽくなる。(今振り返れば欝になる手前だった気がします)

なぜかそこで退職はせず、本部で経理として働くことに。商業高校出身で簿記の資格を持っていたのでそれを活かすことに。これが初めてのデスクワークか!と喜び始めたのも束の間、社内環境が非常にネガティブで僕もその雰囲気に飲まれていきます。その頃の生きがいといえば、休日にバイクで遠出することでした。合わせてオリジナル曲作って遊んだりすることもしばしば。でも僕楽器できません。

楽曲を作るときにネットを徘徊するのですが、ちょうどその頃ボイスブログが流行り僕もその流れになります。ラジオ的なモノを行ったり歌い手さんに楽曲提供などをしていました。その辺から、Webに触れるようになってきました。とはいえ、自分のWebサイトを作るわけでもなく、ただネットをするレベルです。

反省点:好きなことだから頑張れる、は正解半分謝り半分です。興味を持ち、常に向上心を持ち続け、何より自分がワクワクすること。辛い・面倒くさい目の前の現実から目をそらした僕の負けです。

  • HTML:-
  • CSS:-
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  • Marketing:-
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  • 人間力:-

ネット活動の比重が大きくなる2005年11月~

コミケなどの同人活動の依頼も受けるようになり、ネットって便利だなぁと思いながら過ごす日々。ちょうどその頃からニコニコ動画が流行りだし活動の場もシフトしていきました。このあたりからネットに関わる仕事がしたい、クリエイティブな仕事がしたい、と思うようになりました。

反省点:クリエイティブな事に興味を持った時点で業界をもっと調べるべきでした。やりたいことが不明確で、ただの憧れは身を滅ぼします。つまり当時は自分の将来をどこか他人事だと考えていたのかもしれません。

  • HTML:-
  • CSS:-
  • Javascript:-
  • PHP:-
  • Design:-
  • SEO:-
  • Marketing:-
  • Derection:-
  • 人間力:-

転職活動2006年7月~2006年10月

ネットに関わる仕事ってなんだろう、と調べるところから始まりました。webデザイナーやらプログラマなどいろいろあるなぁ、と思いながら仕事内容をみているとwebサイトを作成するお仕事です、という表記が。遥か昔に一度だけ作ったことがあると理由からwebデザイナーになろう、と夢を見る。どうかこんな安直な僕を許してください。

バイクを4時間ぶっ飛ばし東京へ面接に何度も行きました。その度に聞かれるのが何ができますか?ということ。HTMLは?CSSは?JAVASCRIPTは?と相手の言っていることが全く理解できませんでした。そう、僕は業界のこともなにも勉強せずに面接に飛び込んでいました。そんなバカな若造を採用してくれる会社などあるはずも無く、結局すべてダメでした。

意気消沈した状態で、経理の仕事を続けていましたがどうしてもクリエイティブな仕事がしたい、と夢を見る僕は仕事を辞め地元に戻ることにしました。

反省点:わからないことをそのまま放置するのではなく、自分の中でしっかり噛み砕くべきでした。人と会って話すことは自分の糧になります。

  • HTML:-
  • CSS:-
  • Javascript:-
  • PHP:-
  • Design:-
  • SEO:-
  • Marketing:-
  • Derection:-
  • 人間力:-

結婚したよ!2008年4月

当時一緒に同棲していた彼女も一緒に地元に行くという謎な状況。そして親に示しがつかないので結婚という形で一緒に暮らすことにしました。しかし僕は無職。なぜか嫁は引越し前から仕事を決めているという状況。嫁は地元でもなんでもないんですけどね・・・ヘタレでごめんなさい。

Web業界に行きたい気持ちもあったけれど、嫁が仕事をして僕は無職という状況は非常に問題でした。そんな状態で、全く未経験のWEB業界に行くとか言い出せず結局経理の仕事を探し就職しました。

反省点:世間体を気にして自分を押し殺したことが問題です。自分はどうしたいのかをしっかりと表明するべきです。思いは発しなければ誰にも伝わりません。

  • HTML:-
  • CSS:-
  • Javascript:-
  • PHP:-
  • Design:-
  • SEO:-
  • Marketing:-
  • Derection:-
  • 人間力:★

経理のスキルアップ2008年2月~2011年2月

入社してすぐに先輩が鬱でいなくなるという革命的な状況が発生し、業務内容は何一つ引き継ぎなく全ての業務が僕に回ってくるという神がかった状況に。それでも持ち前のやる気とバイタリティでそつなくこなしてしまうあたり、僕ってすごくね? とか自画自賛している時期もありました。調子に乗ってごめんなさい。

一人で決算処理を行えるレベルにはなりしっかりも休みがある何不自由ない会社でしたが、社長との考え方が全く合わず、退社を決断。今度こそWeb業界に入るんだ、と決断する。近くにあったパソコンスクールに入り、Webのことを1年間勉強しました。もちろん、仕事行きながらです。

学校卒業のタイミングで仕事を退職し、Web業界への転職活動を開始。

反省点:社会人として未熟すぎました。社長の考え・行動が気に入らなくても、直面から反発するのではなくもっと頭を使うべきでした。

  • HTML:-
  • CSS:-
  • Javascript:-
  • PHP:-
  • Design:-
  • SEO:-
  • Marketing:-
  • Derection:-
  • 人間力:★

パソコンスクールで学んだこと2010年2月~2011年2月

転職活動内容に入る前に、パソコンスクールで学んだことをお話します。基本的には各種アプリケーションの使い方とビジネスマナーです。officeの使い方からadobe製品の使い方。HTMLコーディングとCSSjavascriptに関しては簡単な話程度でした。そう、実務で扱えるレベルには程遠い内容だったのです。学校の授業だけでは絶対にダメだと感じ、独自でサイト作成、いろんなチュートリアル系の書籍を読んで実践しました。

反省点:業界が厳しいことは理解していたはずなので、もっと人脈作りに力を入れるべきでした。

  • HTML:★
  • CSS:★
  • Javascript:-
  • PHP:-
  • Design:-
  • SEO:-
  • Marketing:-
  • Derection:-
  • 人間力:★

Web業界への転職活動2011年2月~2011年8月

自分で勉強を積んだとはいえ、実績が何も無くこの時点で28歳だった僕には非常に厳しい状態だったのは容易に想像できるでしょう。履歴書や職務経歴書、面接などでは全く問題なくことを運べたものの、どこも即戦力もしくはそれに近いしい人材を求めていました。未経験であれば、もっと若い子と。面接を受けた会社は50社以上。応募した会社は100社ほどでした。中には面接中に不採用と決まったけれど人生論で話が盛り上がったり、物事の考え方の部分でアドバイスをいただいたりとたくさん学ぶことができた瞬間でもありました。でも精神的にはめちゃくちゃきつかったです。

反省点:内定がなかなか取れなかったのは実績がないことでした。なら、実績に近しいことを実践形式でもっと行動するべきでした。やっていたことはスキル磨き程度でした。

  • HTML:★★
  • CSS:★
  • Javascript:-
  • PHP:-
  • Design:-
  • SEO:-
  • Marketing:-
  • Derection:-
  • 人間力:★

僕を受け入れてくれる企業との出会い

面接の段階からちょっと変わっていましたね。何もできな僕の言葉をしっかり拾い上げて聞いてくれるところは初めてだったように思えます。入社まで1ヶ月近くかかりましたが、ようやく掴んだWeb業界の入口。とにかく死ぬ気で頑張ろうと改めて決断したタイミングです。

  • HTML:★★
  • CSS:★
  • Javascript:-
  • PHP:-
  • Design:-
  • SEO:-
  • Marketing:-
  • Derection:-
  • 人間力:★

webデザイナーとしてのスキルを磨く

全く未経験だった僕は、通常の業務とは別にデザイン力を磨く猛特訓プログラムが用意されました。課題として出されるWebサイトを完コピ(1pxのズレなく)するといったもの。毎日1サイトずつ10サイト行うというもの。オーサリングツールをまだまだ使いこなせない、スキルもない僕にとってサイトを完コピを行うことは事実上不可能でした。それでもこの業界で生きていくためには絶対必要なことだと感じ頑張りました。毎日睡眠0~2時間が10日続くとなかなかいい夢見られますよ!

  • HTML:★★★
  • CSS:★★
  • Javascript:-
  • PHP:-
  • Design:★
  • SEO:★
  • Marketing:-
  • Derection:-
  • 人間力:★

SEOを学ぶ

就職した企業がまだ小さかった、ということもあり一人一人の与えられる役割は幅広いものでした。どうにも僕はあまりデザインが宜しくなかったので、答えのないものを追い求めるSEOと向き合うことにしました。調べれば調べるほど奥が深く、とにかく情報を調べていたように思えます。

だんだんSEOが厳しくなっていく中、新参者の僕には今までの動向からこれからのSEO、結果に結びつく方法などを模索しまくりました。必要に駆られてPHPを触るようになり意味がわからなすぎて全て投げ出したくなったり。hallo worldをPHPで書けるようになったくらいからCAKEPHPでゴリゴリ作ることになったりと波乱万丈です。

  • HTML:★★★
  • CSS:★★★
  • Javascript:★
  • PHP:★
  • Design:★★
  • SEO:★★★
  • Marketing:★★
  • Derection:★
  • 人間力:★★

SEOからマーケティング・ディレクション思考へ2013年~現在

自分でいろいろ調べていて感じたことが、クライアントさんの売上を伸ばすことができるかどうか。結局ここなんです。なんだかんだ技術的なことを並べても結果が伴わなくては意味がありません。それにSEOで順位を上げるためのサイトを作成するには構成の時点から完成後どう拡散させるのかまで見据えておく必要があります。それを提案するには自分でディレクションすることが一番近道だということも分かりました。

  • HTML:★★★★★
  • CSS:★★★★★
  • Javascript:★
  • PHP:★★
  • Design:★★
  • SEO:★★★★
  • Marketing:★★★
  • Derection:★★★
  • 人間力:★★★

制作側から仕組みを作る側へ

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ビジネスを成功させている人の共通点として挙げられるものは、いつまでも制作マンでいないことです。そりゃぁ制作マンの方が楽しいことが多いです。でも、それっていつまでたっても自分が最前線に立つ必要があります。チェスで言うところのポーンですね。

いかに早い段階で人を動かしお金の流れを動かす立場に立てるか。これが成功するキーポイントとなります。

正直、僕はWebに関してまだまだ新参者です。ただ業界歴が長いからすごい、偉いのではなく、いかに短期間で上に立てるかどうかです。ここを見据えていないといつまで経ってもしんどいままですからね。

競争が激しいWeb業界だからこそ、いつまでも制作マンでいい・・・ と思ってはいけません。いずれは自分でサービスを立ち上げ、大ヒットに持っていく。Webだけでなくオンオフを交えたサービス展開から人々の「あ、便利!」の後押しをしたいと僕は考えています。つまり、明確な目的を早い段階で見つけることができたから今の僕が存在します。

これからWeb業界を目指される方。技術を磨くことも大切ですが、どういった技術で何ができる、ということを掴んでおき、これを実現するためにはこれだけの時間と費用がかかる。それをどこに依頼できるか、といった人を使うことも勉強しておいてください。これはWeb業界に限った事ではありませんが、志が高い人間でなければどこの業界でも負け組に入ってしまいます。そうした人間にならないようにしっかりと準備を進めていきましょう!