うぇぶマ!

29歳でweb業界に飛び込んだ人の生き様をとくと見よ!

母校の講師をして改めて思ったこと

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今のweb業界に入る前に通っていたパソコンスクールで講師をしてきました。

正確には講師ではなく、卒業生のスピーチみたいなものですが、壇上に立って生徒の前で講演を行いました。その時に感じたことや反応などを記したいと思います。

生徒の発表会でした。

学校で学んだことの発表会だったので、どういったことを勉強したのか、学んだことをまとめてプレゼンしていました。全員がweb業界を目指しているわけではありませんでしたが、なかなか面白い内容でした。
webデザインのことやエクセルのちょっとしたレクチャー。インストラクターについてや音楽制作のこと、ネットワークのことなど自分の得意分野を成果発表しておりました。
正直プレゼンとして見た場合、どれもまだまだで社会に出たらたくさん指摘を受けるな、というレベルのものでしたが僕自身が見ている目線とは全く異なる部分での説明や着眼点が非常に楽しかったです。

誰に対して何を伝えたいのか?

プレゼンを聞いていて感じたことですが、プレゼンで何を伝えたいのか?ということ。自分が発表したいことについてプレゼンを作成するのではなく、自分が伝えたい内容をどのようにプレゼンするか。この部分の考え方や気付きがまだまだ弱かったです。
これは学生だけに言えることではなく、社会人やプロにも言えることですね。
どういったターゲットに何を伝えたいのか。伝えることでその相手はどのくらいメリットがあるのか。といったことを明確にして置かなければ、結局何を伝えたかったのかよくわからないプレゼンになってしまいます。

将来のビジョンを明確にできているか

自分の好きな事だから頑張る、努力できるといったあやふやな意識で自分の将来を決めようとしている人が多く感じました。しかし、本当にそれでいいのかどうかをもう少し考えるべきです。
就職してから1年後、3年後、5年後、10年後を想像できるかどうか。想像できずとも目標を定めそれに向かって一生懸命になっているかどうか。その姿が自分で見えなければどこに行ってもうまくいく可能性は高くありません。それどころか、面白みのない社会人になってしまいかねません。
僕の実体験として、目標を明確に定めそれに向かって努力することで成長する自分を楽しみながら過ごすことが出来るということを伝えてきました。
ただなんとなく過ごす日々には意味がありません。とても楽なことでは有りますが、時間を有意義に使い地震のスキルアップを図るためには中身の濃い時間を過ごす必要があります。ここの考え方にいかに早く気がつくかどうかで、その人の成長度合いも大きく変わってきます。

まとめ

ただなんとなく、という時間を社会人数年まで送ってきたミヤギですが、その失敗談を交えての講義でした。すべての人にこの考え方が当てはまるわけでもありませんし、もっと良い考え方だってあると思います。
今回の話は、僕の実体験に基づくものとして受け取ってもらえたらと思います。
誰しも日々成長しています。その成長をより効率的にするにはどうすればいいか。毎日をもっと楽しくするにはどうすればいいか。ちょっとしたことですが、意識しながら生活するだけでも「気付き」は得られるのではないか、と考えています。
インスピレーションを生むためには自ら行動しなければいけません。行動した先で気づきを得ることでインスピレーションは生まれるんじゃないかなぁ、なんて思っています。